2013年4月29日月曜日

雨の週末は、市場に行こう。

バルセロナはここ2日雨が降ったり止んだりです。毎日突き抜けるような
青空が続いていたから、なんだか「雨、ってこういうことだったー」と
妙な気付きを与えられた感じ。(数年前まで、雨の多いシアトルに住んでいたにも
関わらず・・・)

雨だと分かっていたので、土曜日の朝に市場に買い出しに出かけて、
作りたかった料理づくり三昧。

サバを買ってきて、〆サバを作り、〆サバの押し寿司を作ってみました。

サバは、”Varad(バラット)”と言います。(たぶんカタラン)
安いという意味の"barato"と発音が似ていて覚えやすい言葉。
ちなみに、1キロ=4€以下。本当に安いです。3匹買って、
3€いかないので、お財布にも優しい!





2013年4月24日水曜日

サンジョルディの日

4月23日はサンジョルディの日
ここカタルーニャでは、男性が女性にバラの花を、
女性が男性に本を贈り合う習慣があります。

早朝から角々にバラの売店や本屋の仮設テントが並んでいました。
「カタルーニャが1年で一番美しい日」と称する人もいるぐらい
街中がバラ・バラ・バラ&本・本・本・・・・。ランブラ・デ・カタルーニャと
カタルーニャ広場あたりは日本のバレンタインデーのデパ地下と
クリスマス直前のトイザラスと初詣の人波が一度に来たかのごとく
買い物客で溢れていました。

本の売店では、定価から10%OFFで購入できて、ちょっぴりお得。
(かくいう私は、4月23日に購入するrと割引になることを知らずに
前日に用意してしまい、ちょっとショック)

山積みの本!




バラバラバラ


黄色に赤の縦じまは、カタルーニャの旗! その上にドラゴンが
描かれていて、何ともカタルーニャ的!







2013年4月22日月曜日

CURSA BOMBERS

日曜日にナイキ主催の”CURUSA BOMBE応RS”を走ってきました。10kmのこの大会は
距離が短いからか、参加者27,000人!! ゼッケン代わりに配られたナイキのTシャツ着用
が条件なので、青(男性)とオレンジ(女性)のTシャツが街中にあふれてました。

写真を撮りに待っていた旦那、いくら私が手を振って走ってきても
目の前に来るまで、分からなかったそうです・・・

コースも平坦だし、応援も多いし、ランニングの楽しさを知るには、
最適な大会!みんな楽しそうでした。なにより、なにより。
バルセロナは、本当にランナーに優しい。

アメリカであんな悲惨な事件があった後だった故、
この盛り上がりとみんなで走れる喜びを感じながら、
事件で亡くなった人、怪我をした人の無念を思わずにいられなかった。


スタート!!


全部で20kgの装備を付けて走る消防士さん。チームを組んで走っていたようで、
彼らが走っていると街道から大きな拍手と感謝の声が上がっていました。
ランナーも消防士チームを見つけると、「いつもありがとう。水飲む?」と
ペットボトルを差し出して行きます。



2013年4月15日月曜日

「パリマラソン」走りました<大会当日篇>

それまでの天気が嘘みたいに晴れ渡った空!気温も走るのに
ちょうど良い暑すぎず、寒すぎずで最高のマラソン日和でした。

当日は、長袖シャツにTシャツの重ね着。薄手のネックウォーマーに
手袋、タイツとショートパンツの重ね着で挑みました。

ほとんどの人が、長袖を着ていたと思います。事前にビニールの
風よけ(?)が配られるので、これを着ていれば、まあ防寒になるかなと
思います。季節の変わり目なので、暖かい年もあれば、寒い年も
ある様なので、2週間ぐらいパリの気候を見続けて、レースに備えるのが
良いかと思います。私は念のため、使い捨てできるレインコートを買って
持っていきました。(レースでは使いませんでしたが、後日の観光で
役に立ちました!!

①荷物…スタート地点のそばに、荷物預けテントが出ます。
事前に配られている番号札を付けて、係りの人に渡せば終了。
私たちは、8:30頃会場に着いたので、並ばずに荷物預けが出来ました。

地下鉄駅から荷物テントまで5分-10分ぐらい歩きます。
スタート待ちのガンガン盛り上がってるところを抜けていくので、
ちょっと焦りますが、時間はあるので落ち着いて!

荷物預けテントから、スタート地点(シャンゼリゼ)までは、5-10分
ぐらい歩きます。凱旋門を背にして写真を撮るには、最高のスポットなので
忘れずに!

②スタート直前
シャンゼリゼの道一杯にランナーがあふれていて、
自分の組に入れないかもしれません。列が動き出せばすぐに
入れるので、安心して道端でストレッチでもしてください。

③スタート!
目標時間順にスタートしていきます。私たちの組のスタートは、
9:30。会場についてから、1時間後でした。

④レース
パリ市内の主要な建物の周りを回っていくので、
事前に地図を見て、頭に入れておくと、レースが楽しめると
思います。私は、まったく覚えていなかったので、ノートルダム寺院でさえ
「ただの大きい建物」としか思えませんでした。

途中車道を走るところは、アスファルトですが、セーヌ川沿いなど
石畳が続く箇所があります。ここは、石畳慣れしていない日本人
ランナーには、つらいと思います。一気にスピードが落ち、
足がガクガクしてきます。

9kmからの10kmとラストの10kmが公園の中を走ります。
後半の10キロそれでなくても一番辛いところなのに、
音楽もなければ、応援の人もほとんどいません。みんなもつらいのか、
どんどん歩き出します。やっと公園を抜けて人が増えてきたと
思ったら、あっという間にゴールなので、ペースが上げられないまま
最後を迎えてしまいます。

給水は、5kmごとに果物等が用意されていますが、
ゲルの配布はなく、スポーツドリンクも20km過ぎの1か所のみです。
また、1方向だけなので、混雑して投げ捨てられているゴミで
滑ることがあるので、足元に注意して下さい。

⑤ゴール
ゴールして、フィニッシャーTシャツとメダルの受け取りを忘れずに!
荷物置き場テントのすぐ横に無料マッサージがあるので、
是非に!レース後の回復が違いますよ!

走ったコース

シャンゼリゼからいざ出発!




セーヌ川沿い ダイアナ妃が事故にあったトンネル(約2km)を抜けて
行きます


エッフェル塔を左手に見ながら、魔のブローニュの森に入っていきます


レースで大事なのは、何よりも「楽しむ!」ことだと思います。
観光もマラソンもできるなんてめったにないチャンスだと思います。
記録を狙うのも大切ですが、目の前に広がる景色と雰囲気を
楽しんで下さい!!











「パリマラソン」走りました! <大会前篇>

先週の日曜日(4月7日)に「パリマラソン」を走りました!
バルセロナマラソンと間が3週間という無謀?な計画でしたが、なんとか無事に完走!!

世界5大マラソンの一つであるパリマラソンは、出場者4万人以上で、街全体で
ランナーを受け止めてくれる、懐の大きい大会でした。

来年以降の参考までに、私の経験を残しておきます。

<大会前>
①走ってOK!と記された医者の診断書が必要です。大会1か月前から、
前日までの日にちであることが条件なので、忘れずに用意して下さい!
(私は友人の代走だったので、病院には行かなかったのですが、
一緒に行った友人たちは、20€から40€払って書いてもらったようです)

②ランニングエキスポは、会場に入場する前に、30分ぐらい外に並びました。
入場→診断書・身分証明書提出/確認→リュック受取→ゼッケン受取の順で進みます
リュックの中には、コース地図・スポンジ・タオル・記念タオルなどが入っています。
パリマラソンのTシャツはフィニッシャーのみ受け取れるので、このリュックには
入っていません!

③エキスポ会場の中は、スポンサーのアシックスがどどーんとブースを
構えていて、物販しています。(会計は長蛇の列だったので、記念Tシャツの
購入はあきらめました・・・・。)

④エキスポ内ではスポンサーの”アンクルベン”というインスタントフードの
ブランドがカレーとリゾットの販売会を行っていました。(もちろんここも
長蛇の列。10分待ちぐらい)リゾット・水1.5リットル・バナナ2本で5€。
物価の高いパリでは、ちょうどいいランチでした。

これがエキスポ会場入り口。寒空の下に並ぶランナーたち。



アンクルベンのリゾット。味はまあまあ。

エキスポ後は、パリの街を見学ついでに、basilique du sacre-coeur
に行きました。ここはパリの中でも標高が高いところなので、
街全体が見渡せます。走るコースを遠目に見ると
自分たちがしようとしていることが、なんだかとてつもないことに
思えてきて、みんな無言に・・・・。

大会当日篇にに続く・・・・